《両毛地区唯一の銅版画工房》
両毛地区で唯一一般の方が銅版画の実習を行える場所がここにあります。
ヨーロッパから派生したこの印刷技術は現代では一つの芸術表現媒体として日本でも多くの専門家、アマチュア作家、愛好家を生み出しています。
フランスでの15年間の制作経験を含む、30年以上のの経験のある専門家が基本から指導します。http://tomokameyama.free.fr
2011年5月に2人の生徒さんと共に自宅で始めた銅版画教室ですが2016年秋のアトリエの移転に伴い、絵画教室から版画工房が独立、アクアチントボックスや腐食する部屋も別になり、制作しやすくなりました。
まず銅板の固さを知ってもらうために『ポワン・セッシュ』=『乾いた点技法』で銅板上に直接鋭角な針、ポワン=ニードルで 引っかいて版を作ることを体験。その次は『ロー・フォルト』=エッチング=線描腐食銅版画、『ラクア・タント』=アクアチント=松脂を使った平面腐食銅版技法の実習等々、少しずつ他の技法を紹介、その後自由制作を試みていただきます。
必要に応じて静物のモチーフを組んだり、自由画を描いてもらったり、自宅でしていただいた下絵に対するアドバイスをしながら本画制作をしてゆきます。知ってみるとその奥深さに感心される方の多い版画芸術の世界です。やってみれば技術と密着した長く続けて行ける芸術表現だとご理解いただけると思います。
*仔細は2017年度募集要項を参照ください。
大竹さんの作品
岡村さんの作品
小堀さんの水性紙版凸版刷り抽象作品です。
これは小堀さんの同じ紙版を使用したの油性凹版刷りの作品です。
大和田さんのエッチングガンピ刷りの植物を描いた作品です。